ステンシルでトートバッグ

最終更新: 2019年9月3日

今回の課題はお絵かき、というよりはデザインと版画や染色のジャンルですね。


ステンシルとは、文字や図形がくり抜かれた防水性の型を紙や布の上に置き、絵の具などを含ませた専用の刷毛やスポンジで色を擦り込み、いろいろなものにプリントする技法です。


本当は自分で型紙のデザインと切り抜く作業からやらせてみたかったのですが、とても手間と時間がかかるので、今回はこちらで用意した色々な型紙から好きに選んで自分でテーマや組み合わせを考えてオリジナルの絵柄をつくってもらいました。


専用の刷毛でトントン軽く叩くように絵の具をつけていくのですが、案外根気のいる作業です。


最初こそしんどそうに「こんなに地味にトントンし続けなあかんのか...塗ってしまいたいぃ.....」という顔をしていましたが(笑)、型を外した時に残るきれいなシルエットにテンションが上がり、だんだんみんなやけに集中し始め、黙々と、着々とステンシルしていきました。




自由にイメージを描くレッスン、物を観察して描くレッスン、工作のレッスン、このようなデザイン系で実用の物を作るレッスン等々

色々なタイプのことをやらせていくと、その子の得意不得意、センス・志向の方向がだんだん見えてきてとてもおもしろいです。



今回のは実際に使うプロダクト、しかも手作業なので、色彩とモチーフ構成に志向が高いことに加え、手作業をきっちり丁寧にやるのが得意なタイプの子の作品が特に光っていました。決してやり過ぎず、欲張らず、"止め時” ”取捨選択”の決断も大切な課題です。

以下特選。

ですから、デザインがすごく素敵なのに、手作業がまだ難しかったり雑だったりすると絵の具が形からはみ出たり、カバンを汚してしまったりして、

とっても「惜しい!」「残念!」という気持ちになります。


ただ、そういう子は発想がめちゃくちゃおもしろかったり、絵を描くとのびのびととても魅力的な味のある絵を描いたりするので、そこで得意やセンスを発揮してもらいましょう!



また、何人かがオリジナルのステンシルシートも作りましたが、それを別の子が気に入って自分のバッグにステンシルする、ということも起こました。

それはとてもいいことだなあと思いました。


まさにデザイナーやプロダクトを作るお仕事みたいに作ったものが巡っているのです。

作った子はとても嬉しいんじゃないかと思います。


例えばこんな感じ。

年長さんRちゃんの作ったジョウロ(1枚目)。これが一番人気でした。

(ちなみにテーマは「トイレの妖精」だそうです。斬新。

そこに"水"を感じさせるジョウロからのお水だそうです。なんという発想!)


小2のKちゃんが作ったうさぎちゃん(1枚目)

あ!ここにもジョウロが!


多少の絵の具のはみ出しや汚れはご愛嬌。作ってる最中がとても楽しくて、出来上がったものに愛着が持てたらそれはなによりです。

レッスンバッグにしたり、学校で使ったり、イイ気分で使ってもらえますように。

今回はたくさん写真を撮れました!



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