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お気に入りの物を描く

この週のテーマは言い換えれば、「お気に入りの物に対する気持ちを描く」ということかもしれません。



ただ物としての事実や情報を描くだけではなく、どんな特徴を見ていてどんな風に好きか。そんな本人にとっての"特別な見え方"を描くことができたら成功だな、と思っていました。



みんなに実際に自分のお気に入りの物を教室に持ってきてもらいました。

ぬいぐるみ、時計、恐竜のフィギュア、好きなキャラクターなどなど、あの子は何を持って来るんだろうという予想と実際、色々説明してくれるのもとても楽しみにさせてもらいました。



年中さんのYちゃんは、おしりたんていへの愛がすごく!!、未だかつてないくらいの上機嫌でお絵かきを満喫していました。他のおもちゃも色々な形をよく見てたくさん楽しそうに描いてくれました。絵にはそんな「好き」や「楽しい」気持ちが表れています。

おしりたんていについても色んなことを話してくれとても楽しませてくれました。








こちらは小2のNちゃん。

愛するステラ・ルーの大きなぬいぐるみを、うれしそうに抱きしめたり大切に大切に取り扱い、愛する気持ちが淡い色使いやもふもふの柔らかさを描くための筆の置き方によく表れていました。


絵に愛が溢れていますね!














続いて、小2のCちゃん。北海道旅行の思い出のネックレスだそうです。

綺麗な大きな青い石と小さな薄紫色の石がついた素敵なネックレス。

青く綺麗な石を丁寧に描きました。影も描いてシンプルながらとても存在感のある絵になりました。










小6Kちゃんの作品。

メガネを卒業してコンタクトレンズに変えたKちゃん。永く相棒だったメガネを描きました。

レンズの存在と、レンズからはみ出ているパーツとレンズの裏側にあるメガネのパーツの描き分け方をよく工夫しました。





こちらも小学6年生。Nちゃんは飼っている真っ黒なレトリバーのラビちゃんを選びました。

家族同然のラビちゃんは度々彼女の絵に登場しますが、美しく真っ黒なラビちゃんにしっかり色を付けて描こうとするととにかく難しいのでした。

でも、今回はラビちゃんの愛らしい表情とともに、この黒光りする真っ黒なラビちゃんの色の表現にも思い切って挑戦しました。



ただ「物」を上手に描く、ということではなく自分ならではの気持ちや考えのフィルターを通して見える「こと」を描く、ということの意味や楽しさを感じてもらえたなら嬉しいです。



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